最近は個人向けの債券も発売されています。
債券は安全なイメージがあるからか、それなりに人気があるようですね。
国内の債券でも、中には高利回りも期待できるものもあるようです。
リスクが低い印象があり、高利回りも期待できるのなら買わない手はありません。
さて、債券に投資するのは、賢明な選択なのでしょうか?
どうも、それほど有利とはいえないようです。
個人に回ってくるのはあまりものだけ
実は、個人が買える国債以外の債券は、機関投資家が買わないようなクズだけだという可能性が大きいのです。
なぜそんなことがいえるのでしょうか?
これは債券を売る側の立場に立ってみると分かります。
債券を個人投資家に売るメリットは小さいのです。
債券発行にはコストがかかります。
特に、個人に売るとなれば、かなりの余分な費用がかかります。
小口に分けて売るとコストが増すのは当然ですよね。
ですから、債券の発行体としては、コスト小さい機関投資家にまとめて買って欲しいわけです。
実際、条件が良い債権は、機関投資家だけですぐに売切れてしまうのだそうです。
これを業界用語で「瞬間蒸発」などと呼ぶそうです。
ということは、一見条件が良いように見える債券も、機関投資家が手を出さなかった余りものだと考えられるわけです。
私達が目にするのは、そんな債券しかないのです。
表面利回りの良さに騙されてはいけません。
ちなみに、この話は山崎元と言う人の書籍に書いてあった内容です。
まあ、常識で期に考えれば、おっしゃるとおりという感じですよね。
ちなみに上の本には、今回紹介した指摘以外にも、役立つ内容が盛り込まれています。
お金との付き合い方を学びたい人は、ご一読を。
ただ、一般向けといいながら、多少の予備知識が必要な部分はあります。
この本に限らず金融がらみの本は、語り手が読者のレベルを分からないで書いているような気もします。
まあ、何も知らなくても、ほとんどの部分は理解できると思いますが。
あまりものをつかまされる個人投資家
さて、話を戻しましょう。
私達には条件が悪い債券しかまわってこないのなら、それを買う合理的な理由は無いですよね。
どうしても買いたいと思うのなら、不利なものを買わされていると理解したうえで買わないといけません。
こういう話は、投資関連の書籍や雑誌にもあまり出てきません。
雑誌は金融機関が広告主ですから、本当のことが書きにくいはずです。
書籍も、証券の関係者などが書いているので、証券会社にとって都合が悪いことはあまり書けないのでしょう。
要するに多くの個人投資家は情報を与えられず、何となく好条件、何となく高利回りに踊らされているわけです。
そして、あまりものをつかまされているのです。
国債だけにしておこう
以上のように考えると、個人投資家が債券を買うのはあまり賢明な選択とは言えないようです。
これは覚えておく価値があるでしょう。
となると、唯一個人が買っても良いのは、国債ということになります。
国債なら条件の差が無く買えますからね。
ましてや個人向け国債なら、途中で売却するときも元本割れのリスクがありません。
個人が買っても良いのは、国債だけと覚えておきましょう。
ちなみに、個人国債はネット証券などでも取り扱っています。
タグ: 余り物, 個人向け社債, 債券, 債券を買ってはいけない, 山崎元
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