ノーロード・ファンドとは│ 販売手数料ゼロのものをわざわざ売る理由は何?

投資信託の中には、ノーロードファンドと呼ばれるものが存在します。このページではノーロードファンドについて、ご紹介します。まずは定義から見てみましょう。

ノーロードがた‐ファンド【ノーロード型ファンド】
《 No-load Fund 》証券会社などで購入する際に、販売手数料がかからない投資信託。ノーロード型投資信託。ノーロードファンド。
(大辞泉)

国語辞典の定義を引用しました。この定義を見ればわかるように、ノーロードファンドというのは、販売手数料がかからない投資信託のことを言います。要するに、投資信託を買ったときのに特別な手数料がかからないということです。

逆に言うと、ノーロードファンド以外の投資信託の場合、購入時に販売手数料がかかるわけです。一般的に販売手数料は、購入額の2%とか3%程度だと思っておくといいでしょう。100万円で投資信託を買ったら、2万円とか3万円くらいは手数料がかかるわけですね。

ですから、販売手数料がかからないというのは、基本的には投資家にはメリットと考えて良いはずです。

「ロード」は英語で「(投資信託の)販売手数料」という意味

ちなみに、ノーロードのロードは英語で書くとload です。load というのは、「積み荷」という意味の単語ですね。それほど難しくない単語なので、大学受験の時に覚えたという人も多いでしょう。

ちなみに、このload という単語には、「(投資信託の)販売手数料」という意味もあります。それが無い投信だからノーロードファンドというわけです。

こうやって覚えてしまうと、一発で覚えられるでしょう。

販売手数料は販売窓口になった会社の取り分

販売手数料というのは、投資信託を売った会社の取り分です。銀行とかネット証券とか生保会社の懐に入るはずのお金なのです。ということは、次のような疑問が生まれてきます。

販売手数料は販売した会社の取り分です。その取り分が入らないとなると、販売会社は何のために投資信託を売るのでしょう?

販売手数料がゼロに成ってしまったら、銀行などの金融機関が投資信託を売る理由は無さそうですよね。何も儲けになりませんから。

こんな疑問を持っている人もいらっしゃると思います。というか、私自身も同じようなことを疑問に思ったことがあります。

もちろん、金融機関が何のメリットも無い商品を販売することはありません。手数料を取ってナンボの商売をしているのですから、当然です。

実は、投資信託には販売手数料の他にも手数料があります。その一つが信託報酬です。信託報酬というのは、簡単に言うと、投資信託を運用したことに対する手数料ですね。

実は、この信託報酬の一部が、販売した金融機関にも入る仕組みになっているのです。ですから、ノーロードファンドでも、販売会社はそれなりの手数料収入を得られる仕組みになっているわけです。

信託報酬のどの程度の割合が、販売した金融機関に入るかは、ケースバイケースのようです。ただ、大雑把なイメージで言うと、信託報酬の約半分が販売会社の取り分になるという感じみたいですね。

つまり、販売会社の取り分は、意外と多いのようです。ですから、ノーロードファンドを売っても、販売会社は結構儲かることになっているわけです。

ノーロードファンドは魅力的だけど信託報酬にもこだわろう

ノーロードファンドは確かに魅力的です。しかし、信託報酬のチェックも忘れてはいけません。長期で運用する投資信託では、信託報酬の影響のほうが大きいことも多いのです。

ノーロードファンドは魅力です。だけどその分信託報酬が高くなっていないかは絶対にチェックしましょうね。そうしないと、金融機関にとっての鴨になってしまいます。木を見て森を見ずではいけません。

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