東南アジア諸国連合(アセアン・ASEAN)とは| 最近は個別株が買えるネット証券もあります

アセアンというのは東南アジア諸国連合の略語です。東南アジア諸国連合というのは、東南アジアの地域協力機構のことですね。最初は5カ国でスタートしましたが、これを書いている現在では、10カ国まで増えています。

具体的には、以下の10か国です。

・ ブルネイ
・ カンボジア
・ インドネシア
・ ラオス
・ マレーシア
・ ミャンマー
・ フィリピン
・ シンガポール
・ タイ
・ ベトナム

ちなみに、2011年現在のデータによると、アセアン全体でのGDPは2兆1,351億米ドルなのだそうです。ちなみに、日本のGDPが5兆8,672億米ドルということですから、アセアン全体でも日本の3分の1強(正確には、の36.4%)の経済規模しかないことになります。

以上のデータは次の資料を参考にしました。

目で見るASEAN -ASEAN経済統計基礎資料-(外務省アジア大洋州局地域政策課)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/asean/pdfs/sees_eye.pdf

投資対象として注目されている地域の一つ

さて、アセアンですが、最近は投資対象として注目されつつあるようです。経済発展が目覚しい地域の一つということなのでしょう。

また、日本のメーカーが工場をアセアンに作るケースも多く見られます。例えば、日産自動車はマーチの日本での生産を中止し、全て海外の工場で行っています。その中で中心になっているのが、タイ工場です。

こうした流れを受けて、アセアンを対象にした投資にも注目が集まっているようです。アセアン関連の投資信託も増えてきたようですし、一部ネット証券会社ではアセアンの個別株式の取り扱いも始めています。具体的には、SBI証券と楽天証券ですね。

2017年1月追記:中国の原則で存在感を増しています

ASEAN の経済ですが、この記事を最初に書いた2013年と比べて存在感を増しているようです。例えばGDP は2014年には2兆4780億ドルまで増えていました。日本のGDP が4兆6015億ドルまで減っていますから、比率で考えると2倍程度の差しかなくなっているわけです。

もっとも、ここまで差が縮まったのは、ASEAN の経済が大きくなったこと以上に、日本経済が小さくなったことの影響の方が大きいのですけどね。日本経済自体は円ベースでは大きくなっていますが、円安の影響で米ドルベースではかなり小さくなっているのです。

ですから、実体としては、ここまで急激に差が詰まっているとも言えないわけです。まあ、それでも、米ドルベースで3倍近くあったASEAN と日本の差がだいぶ縮まったのは事実ですけど。

また、ASEAN の経済が存在感を増したのは、中国の影響も大きそうですね。中国の公式の統計では、中国のGDP はいまだに高い伸びを示しているそうです。しかし、ある程度経済に詳しい人なら、こんな数字を信じている人は誰もいないでしょう。日本の新聞は不思議な事に、この数字を正しいものとして扱っていますけどね。中国経済の伸びは、少なくとも以前のように大きなものではありません。

そして、中国から逃げ出すように、東南アジアに生産の拠点を移している企業も多いのです。これが原因で、ASEAN諸国の存在感が高まっているとも言えそうです。そもそも、中国の人件費が高騰してしまい、中国に工場を置いておくメリットは小さいようですしね。

さらに言うと、中国の軍事的な行動も原因かもしれません。南沙諸島などの中国の軍事行動に関するニュースにより、ASEAN 諸国の動向に関する注目も当然集まってきています。シーレーンの問題なども含めて、こうした問題は日本にとっても他人ごとではありませんからね。

この状況を見る限り、ASEAN への関心は当面続きそうに思います。注目してみた方が良さそうです。

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