カブドットコム証券を利用すると一部のETF の売買手数料が無料になる| ただ、無料に釣られると結果的に高くつく可能性も

実は、カブドットコム証券では、一部のETF で売買手数料が無料に設定されています。しかも、何かのキャンペーンではなく、いつ売買しても無料なのです。

これはちょっと驚きですよね。ETFというのは、証券会社の位置づけとしては株式と同じです。そして、株式の売買手数料といえば、証券会社の最大の収入源であるはずですから。

一部とは言え、それを常時無料にしてしまうのは、かなり大胆なサービスだと思います。

口座を増やすための撒き餌だろうか

一部のETFを無料に出来る理由は何でしょうか。一つ考えられるのは、口座開設者を増やすための撒き餌的な位置づけでしょう。ETF の手数料の損失分は他で取り返せるという腹でもあるのでしょう。

今ネット証券に口座を持っていない人がいたとして、たまたま無料対象のETFが欲しかったとすれば、カブドットコム証券を選ぶ確率は高いはずです。どこで買っても同じものが、安く手に入るのですから、自然な行動ですよね。

ただ、他のネット証券の利用者が、口座をわざわざ移すかというと、ちょっと疑問ではあります。というのも、投資家とすると、びっくりするほどのコスト面でのメリットがあるわけではないからです。

例えば、SBI証券でで50万円弱のETF の売買をしたとしましょう。この場合、その手数料は285円です。ということは、単純に手数料を2倍で計算すると、売りと買いで570円しかかからないということになります。つまり、売買にかかる手数料は、売買代金の0.1%程度に過ぎないのです。

正直に言って、この程度の差のために、新しく口座をつくる可能性は大きくないでしょう。そもそもETF なんて、普通はそれほど頻繁に売買するものでもありませんしね。

資本関係があるところのETFの販売促進の気がする

もう一つ考えられるのは、資本関係がある投資信託会社のETF の販売促進が目的ではないかということです。個人的には、こちらの可能性の方が大きいと思っています。

まず、今回無料の対象にしているのは、三菱UFJ投信のETF がほとんどです。そして、カブドットコム証券といえば、三菱UFJフィナンシャルグループの一社です。ということは、手数料を無料にしてでも三菱UFJ投信のETFを販売することに、何らかのメリットがあると考えるのが自然でしょう。

ETF が一般的な株式と違うのは、株式の株数に該当する口数が簡単に増えたり減ったりすることです。一般的には人気のETF は口数が増えます。そして、口数の増加は、投資信託会社の利益になるのです。

ということは、カブドットコム証券が手数料を無料にして販売しても、グループ全体で考えるプラスになると判断した可能性がありそうです。

個人的には、こっちの理由の方が大きいのかなあと思っています。

有利なサービスですがトータルでの手数料は気をつけて

無料にする理由は推測の域を出ませんが、何にしても、他所でかかっている手数料がカブドットコム証券ではかからないのは事実です。これ自体は投資家にとってメリットなのは間違いありません。ただ、これだけを理由にメインで使うネット証券を選ぶのは心もとない気もします。

カブドットコム証券は、SBI証券などと比べると、株式の売買手数料が高いです。ということは、今回のETF 以外の株式やETF を使うのなら、逆に高くつく可能性もあるわけです。

投資信託の取り扱い本数も、SBI証券などと比べると少ないですしね。

まあ、そのあたりも考えて検討してみてください。個人的には独自サービスが多いカブドットコム証券は嫌いではありません。

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一部ETF の売買手数料無料に興味を持ったら、チェックだけでもしてみてください。

証券会社選びに迷ったらSBI証券かGMOクリック証券がおすすめ

証券会社選びに迷ったら、どの証券会社を選べば良いのでしょうか。個人的にはSBI証券かGMOクリック証券をおすすめします。

SBI証券は品揃えも多く、手数料も比較的安い証券会社です。オリコンによる顧客満足度調査でトップの常連でもあります。

GMOクリック証券は手数料が安い証券会社です。また、オリコンの顧客満足度調査でも常に上位にいる会社でもあります。

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