これは簡単に言うと、月々500円から株式や投資信託を積立てられる商品です。
あまり知名度はありませんが、積立で資産を増やして生きたい人には、非常におすすめ出来るサービスです。
株式の積立だと店舗型の大手証券会社の商品で「株式るいとう」という商品があります。
投資信託の積立は、多くの大手ネット証券が取り扱っています。
しかし、両方が充実しているとなると、カブドットコム証券しか見当たりません。
他のネット証券の場合は、株式積立には対応していません。
店舗型の証券会社は投信積立を行っていますが、ネット証券に比べると取り組みが不十分です。
資産運用に株式の積立を組み込みたい方は、ぜひ利用していただきたい商品です。
しかも、株式の積立に関して言うと、「株式るいとう」よりもメリットが大きいです。
それでは、商品の特徴を見ていきましょう。
500円から個別株が積立てられるサービス
カブドットコム証券のワンコイン積立の特徴は、500円から積立が可能という点です。
通常、株式るいとうの最低積立額は1銘柄につき1万円からです。
この価格差のために、カブドットコム証券を使うと、分散投資をしながら個別株の積立が可能です。
極端な話、月々1万円の投資で20銘柄の分散投資が可能です。
というか、「株式るいとう」の場合は、個別株の分散投資なんて不可能に近いですよね。
5銘柄で分散するだけでも、月々5万円必要です。
しかも、それだけのお金を使っても、それぞれの銘柄の比率を変えることが出来ないんですよね。
「株式るいとう」は、正直に言って、とても使い勝手が悪いです。
積立の代金を銀行から自動引き落としすることも可能
このサービスのもう一つのメリットは、銀行引き落としに対応している点です。
以下の銀行の口座から、積立代金を引き落とす事が出来ます。
・三菱東京UFJ銀行
・三井住友銀行
・みずほ銀行
・スルガ銀行
・大垣共立銀行
・ゆうちょ銀行
・ジャパンネット銀行
積立料金の自動引き落としなんて、当たり前のサービスだと思っている人もいるかもしれません。
しかし、必ずしもそうではないのです。
大手のネット証券の投資信託積立でも、対応状況はいま一つです。
例えば、SBI証券での投資信託の積立の場合だと、銀行口座からの自動積立が出来るのは、住信SBIネット銀行に限られます。
この場合、口座開設の手続き自体はそれ程難しいものではありません。
ただ、住信SBIネット銀行の預金残高を定期的にチェックする手間がかかります。
これは実際始めてみると、意外に負担になるのではないでしょうか。
ほとんどのメガバンクからの引き落としを可能にしているという意味では、カブドットコム証券の対応は優れていると言っていいでしょう。
こういったところは、さすが三菱UFJのグループ会社だと思います。
手数料が高いるいとうは避けよう
銀行からの引き落としの対応という意味では、株式るいとうも悪くはありません。
しかし、個人的には、株式るいとうをすすめる事はできません。
上に書いたように、最低価格が高すぎるのが一つの理由です。
そして、もう一つの理由が、口座管理や買付けなどにかかる手数料が高すぎるのです。
はっきりいって、株式るいとうにかかる手数料を払ってまで株式を積立てるメリットはありません。
結局、消去法でもカブドットコム証券のワンコイン積立を選ぶ事になりそうです。
証券会社選びに迷ったらSBI証券かGMOクリック証券がおすすめ
証券会社選びに迷ったら、どの証券会社を選べば良いのでしょうか。個人的にはSBI証券かGMOクリック証券をおすすめします。
SBI証券は品揃えも多く、手数料も比較的安い証券会社です。オリコンによる顧客満足度調査でトップの常連でもあります。
GMOクリック証券は手数料が安い証券会社です。また、オリコンの顧客満足度調査でも常に上位にいる会社でもあります。

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