SBI証券は、個人向け国債のキャペーンを行っています。個人向け国債に興味がある人は、チェックしてみるといいでしょう。
ものすごく有利という程ではありませんが、それなりにメリットはあります。低金利のご時世には、元本保証の金融商品でこの上乗せは、かなり嬉しいのでは無いでしょうか。
SBI証券は個人向け国債のキャンペーンをやっている
SBI証券が個人向け国債の購入者に対して、キャッシュバックキャンペーンをやっているようです。2014年の12月4日から12月29日まで行われています。
この手のキャンペーンは繰り返される事も多いようです。すでにキャンペーン期間が終わっていても、個人向け国債に興味がある人は、SBI証券のサイトをチェックしてみると良いでしょう。
(追記:例えば、2019年1月に確認し直したところ、2019年1月10日から2019年1月30日の日程で行われています。)
ちなみにどんなキャンペーンかというと、購入価格に応じたキャッシュバックされるというものです。大雑把に言うと、100万円購入ごとに1,000円のキャッシュバックという感じだと理解しておくと良いでしょう。
キャッシュバックを受けるには、最低でも50万円の購入が必要です。この場合は500円のキャッシュバックです。
次が100万円の購入で1,000円のキャッシュバックです。以降は100万円ごとに、キャッシュバックが1,000円増えていくという感じです。
正確なところは、SBI証券のサイトをチェックしてみてください。
どのくらい有利な仕組みなの?
さて、このキャンペーンですが、どのくらい有利なのでしょうか。ちょっとチェックしてみましょう。
繰り返しになりますが、SBI証券のキャッシュバックキャンペーンは、 100万円購入ごとに1,000円のキャッシュバックという感じ です。100万円に対して1,000円のキャッシュバックということは、元本に対して0.1%の還元があるということですね。
現在の10年物の個人向け国債の利率は0.05%程度でしょうか。(←2019年1月時点に書き直しました)と言うことは、2年分の金利のキャッシュバックがあるということですね。
10年物国債で考えると、10年間に貰える金利総額の5分の1程度のキャッシュバックがあるということですよね。まあ、10年物は変動金利なので、10年経ってみないと分かりませんけど。
率直に言って、かなり有利な上乗せだと思います。
3年物の個人向け国債でこの仕組みを使うとかなりお得
(この章は、2019年の状況にあわせて、かなり書き直しています。)
ただ、100万円につき1,000円のキャッシュバックというのは、3年物の個人向け国債との比較で考えると、かなりお得かもしれません。というのも3年ものでも10年ものでも、キャシュバックの額は一緒だからです。
例えば、2019年2月発行分だと、税引き前で年0.05%の金利ということです。と言うことは、3年分の金利でも元本に対して0.15%しか受け取れないことになります。100万円投資して、1,500円しか戻ってこないということですね。
一方、SBI証券のキャッシュバックは、100万円に対して1,000円ということです。ということは、金利の67%相当のキャッシュバックがあることになります。
そう考えると、かなり有利ですね。
それでも10年物をおすすめします
キャッシュバックの有利不利という意味では、3年物の個人向け国債の方が有利なようです。しかし、投資での有利不利を考えると、10年物の個人向け国債を使うことをおすすめします。
これは3年間だけ個人向け国債で運用したいような場合でも同様です。その理由は簡単で、将来の金利上昇に備えられるのが変動金利型の変動10年個人向け国債なのです。
10年物の利付国債の金利があがると、変動10年個人向け国債の金利もあがるという仕組みになっています。ということは、放っておいても、金利の変動に対応できるわけですね。
個人向け国債の場合は、中途解約しても元本割れすることはありません。そして、発行から1年で解約が可能です。
ですから、3年ものを買っておいて、金利が上がったら、その時点で売却して乗り換えても良いのですけどね。ここまで金利が低く、3年、5年、10年で金利が揃ってしまうと、判断が難しいところです。
ふつうに金利がつく状況なら、絶対に変動10年が有利なんですけどね。
証券会社選びに迷ったらSBI証券かGMOクリック証券がおすすめ
証券会社選びに迷ったら、どの証券会社を選べば良いのでしょうか。個人的にはSBI証券かGMOクリック証券をおすすめします。
SBI証券は品揃えも多く、手数料も比較的安い証券会社です。オリコンによる顧客満足度調査でトップの常連でもあります。
GMOクリック証券は手数料が安い証券会社です。また、オリコンの顧客満足度調査でも常に上位にいる会社でもあります。

スポンサードリンク
スポンサードリンク
関連した記事を読む
- SBI証券の個人向け国債キャッシュバックキャンペーンは得なのか?
- SBI証券なら投資信託を持っているだけでキャッシュバック
- SBI証券がNISA口座での株式売買手数料を無料へ| 海外ETF も含む
- 楽天証券で新規口座開設キャンペーン| 最大6万6,200円円相当のプレゼントがあるようです
- 個人向け国債はかなり有利│ 特に10年もの(変動10年)は使いやすい