新規公開株式(以下IPO)はどの証券会社でも利用できるわけではありません。一部の証券会社のみの取り扱いなので、すべての証券会社で購入できるわけでは無いのです。
しかも上場する企業ごとに、株式を購入できる証券会社が違います。ある証券会社ではA社の株式は取り扱っていても、B社の株式の取り扱いは無いというケースがあるわけですね。
さらに言うと、証券会社がIPO を取り扱っていても、購入できない場合があります。なぜかというと、優良顧客に優先的に販売する証券会社も多いからです。大手の証券会社はそういう傾向があるようですね。
IPO の取り扱いが多いネット証券を使いましょう
私たち個人投資家がIPO に投資をしようと思えば、ネット証券を使うのが良いのではないでしょうか。というのも、ネット証券なら厳正に抽選をして誰に売るかを決めるところが多いからです。逆に大手の証券会社だと、彼らにとっての優良顧客を優先するために、私たちにはチャンスが全く無いことが多いです。
とは言え、ネット証券ならどこでも良いというわけではありません。実は、どこのネット証券を選ぶかは非常に重要なのです。というのも、すべての証券会社がIPO に積極的なわけでは無いからです。
上に書いたように、既に上場されている株式とは異なり、IPO は株式によって購入できる証券会社が異なります。しかも証券会社ごとに、IPO に熱心なところとそうでないところに分かれます。ですから、IPO に積極的な証券会社に口座を持っていないと、応募する機会すら得られないわけです。
大手ネット証券で件数を比較
そこでこのページでは、2014年のIPO の取り扱い数を比較してみましょう。これを見れば、どのネット証券を使うのが良いか分かるはずです。
- SBI証券:64本
- 楽天証券:2本
- カブドットコム証券:21本
- マネックス証券:50本
- GMOクリック証券:2本
これを見ると分かるように、どこか一つということなら、SBI証券を選ぶと良いのが分かるでしょう。
証券会社選びに迷ったらSBI証券かGMOクリック証券がおすすめ
証券会社選びに迷ったら、どの証券会社を選べば良いのでしょうか。個人的にはSBI証券かGMOクリック証券をおすすめします。
SBI証券は品揃えも多く、手数料も比較的安い証券会社です。オリコンによる顧客満足度調査でトップの常連でもあります。
GMOクリック証券は手数料が安い証券会社です。また、オリコンの顧客満足度調査でも常に上位にいる会社でもあります。

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