普段IPO を取り扱わない証券会社で申し込むと当たりやすいのか?

ここまでの数ページで見てきたように、ネット証券を使ってIPO をはじめるなら、SBI証券を使うのが便利です。その理由は簡単で、IPO の引受証券会社になる件数が多く、主幹事証券会社になることすらあるからです。つまり、SBI証券だと参加する機会が多いわけですね。

でも便利であるということは、SBI証券を使ってIPO の抽選に参加しようという人が多いという事でもありますよね。と言うことは、当選確率的に他の証券会社よりも不利なのかもしれません。

SBI証券が主幹事の場合

以前もご紹介しましたが、主幹事になっていると、割り当てられる株数が圧倒的に大きくなります。8割以上は主幹事に割り当てられるというのが一般的ですね。

ということは、SBI証券が主幹事の場合は、SBI証券を使って申し込めば良いでしょう。個人投資家に割り当てられる部分がどの程度かは知りませんが、普通に幹事をしている場合よりは割り当てはかなり多いはずです。

SBI証券が主幹事以外の場合

問題なのはSBI証券が主幹事証券会社でない場合です。8割以上が主幹事に割り当てられるということは、その他の引受証券会社の割合は5%以下という事でしょう。

資金力がある人なら、SBI証券を使うことで確率を高めることができます。SBI証券は申し込んだ単元数に比例して当選確率が上がる仕組みだからです。

ただ、それほど金銭的に余裕が無い人だと、SBI証券は避けておいたほうが無難かもしれません。応募者が多いことが考えられますからね。

となると、他の証券会社を使って申し込むしかありません。とは言え、手軽に申し込めるネット証券だと、SBI証券以外は扱いうところはあまり多くないようです。

ということは、SBI証券以外のネット証券が引受証券会社になっている場合はそこを利用し、そうでない場合はSBI証券を使うのが良いのでは無いでしょうか。そのためには、予めいくつかのネット証券に口座を開いておくのが大事でしょうね。

まあ、ちょっと面倒ですが、当選確率を上げたければ有効な方法だと思います。

証券会社選びに迷ったらSBI証券かGMOクリック証券がおすすめ

証券会社選びに迷ったら、どの証券会社を選べば良いのでしょうか。個人的にはSBI証券かGMOクリック証券をおすすめします。

SBI証券は品揃えも多く、手数料も比較的安い証券会社です。オリコンによる顧客満足度調査でトップの常連でもあります。

GMOクリック証券は手数料が安い証券会社です。また、オリコンの顧客満足度調査でも常に上位にいる会社でもあります。

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