楽天証券は、ネット証券の中では2番目に位置付けているという印象の証券会社です。ここ何年か、SBI証券の後をしっかり追っているという感じがします。具体的には、株式投資の手数料や投資信託の取扱い本数で、SBI証券を強く意識しているのが感じられるのです。
広範囲のサービスを扱うネット証券会社
楽天証券の特徴は、広範囲の金融商品を取り扱うという点にあると言って良いでしょう。株式や投資信託はもちろんですが、外国株式や海外ETFなどにも力を入れています。
また、楽天FXという名前でFXも取り扱っています。もっとも、最近は、ネット証券がFXも取り扱うのは珍しい事ではなくなりましたが。
ちなみに、外貨建てのMMFも取り扱い通貨数はかなり多いです。おそらく、ここが一番多いのではないかと思います。
ネット証券会社をとりあえず一つ選ぶというのであれば、楽天証券は有力な候補の一つになるでしょう。
月々100円からの投資信託の積み立ても
投資信託の積立ですが、最近は100円から積立ができるようです。以前は月々1万円からでないと積立てられませんでした。これは大きな進歩と言って良いでしょう。
また、楽天証券の場合は、銀行引き落としをして積立てる他に、楽天カードを使って積立てることも可能です。楽天カードを持っている人には便利かもしれませんね。
FinTech を使った楽ラップはどうなのだろう
ところで、楽天証券といえば、FinTech を使ったラップ口座サービスを行っています。2016ねンお7月2日にサービス開始されたようですね。
ラップ口座というのは、簡単に言うと、お金を預けて方針を決めたら、あとの運用は金融機関が全部やってくれるというサービスですね。つまり、金融機関の腕がいいと、投資家は儲けることができるというわけです。逆なら損をする可能性も、もちろんありますけど。
このサービスが10万円からという低価格で提供されているようです。大手金融機関のラップ口座だと、500万円からというところが多いので、かなり敷居が低いのは間違いがありまん。
まあ、10万円からということなので、試しにやってみるくらいだったらいいかもしれませんね。私個人としては、本格的に資産運用を任せる気にはまだなれませんけど。
気になるのは手数料の高さかな。運営・管理費用に年間最大で0.702%取られます。この上、投資信託の手数料がかかるのです。
この手数料を正当化するようなパフォーマンスを発揮するのは、意外と大変そうな気がします。とりあえず、投資の勉強をするのが大変だから、全部任せてしまいたいというような人ですかね。お勧めできそうなのは。
楽天証券の評判
楽天証券はネットでの調査でも評判がいいようです。比較.com というサイトの満足度調査では、2位に入っています。オリコンの顧客満足度ランキングでも4位です。
幅広い商品の取扱に加え、手数料の安さや、「マーケットスピード」というツールが評価されているようです。
証券会社選びに迷ったらSBI証券かGMOクリック証券がおすすめ
証券会社選びに迷ったら、どの証券会社を選べば良いのでしょうか。個人的にはSBI証券かGMOクリック証券をおすすめします。
SBI証券は品揃えも多く、手数料も比較的安い証券会社です。オリコンによる顧客満足度調査でトップの常連でもあります。
GMOクリック証券は手数料が安い証券会社です。また、オリコンの顧客満足度調査でも常に上位にいる会社でもあります。

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