GMOクリック証券の評判と特徴| 投資信託の取扱いを開始、株式売買手数料の安さが魅力

GMOクリック証券は、株式売買の手数料が安いネット証券です。ネット証券大手の中では、ほとんどの価格帯で、最も株式の売買手数料が安いと言って良いでしょう。

株式の売買手数料は、各社が異なる料金体系を取っていますから、「GMOクリック証券が大手では一番安い」と言い切れないのがもどかしいですけどね。まあ、株式の売買を中心に考えているなら、GMOクリック証券がベストだと思いますよ

ただ、小さい証券会社の中には、さらに手数料が安いところもあるようです。具体的には、むさし証券やライブスター証券は手数料最安にこだわって競争をしているようですね。

個人的には、証券会社にはある程度の信頼が必要だと思いますので、単純な価格の比較だけで選ぶきにはなれません。そうなると、株式投資にはGMOクリック証券が妥当なのかなあという感じがします。

まあ、このあたりの判断基準は人それぞれでしょうけどね。

投資信託の取扱いも開始

GMOクリック証券といえば、投資信託の取扱いが無いのも特徴でした。

しかし、久しぶりにチェックしてみたら、投資信託の取り扱いを始めているようです。ちょっとびっくりしました。ちなみに、2017年の3月に取扱いを開始したようですね。

取扱っている本数は、これを書いている2017年11月時点で62本です。私の数え間違いがなければですけど。

これは、ネット証券最大手のSBI証券などと比べると、かなり少ない本数です。なにせ、SBI証券の取扱い本数は同じタイミングで2,527本もあるからです。

それでは、GMOクリック証券が使えないかというとそんなことはありません。62本の投資信託は手数料が安いインデックスファンド中心だからです。国内外の株式、債券、REIT で分散投資ができるように、考えて選ばれている印象です。

変な投資信託が含まれていないので、逆に選びやすくていいのではないかという印象を持ちました。変な投資信託というのは、手数料ばかり高い投資信託とか、はやりものを追いかけたテーマ性重視の投資信託などを指しています。

ちゃんと勉強をして分散投資をしようとする人であれば、GMOクリック証券の投資信託で問題がなさそうです。また、月々100円からの積立にも対応しているので、長期的に積立てたいというニーズも満たせるはずです。

NISA とかつみたてNISAに対応するために投資信託が必要になったのかな

それにしても、GMOクリック証券が他社からかなり遅れて投資信託の取り扱いを始めたのは何でなのでしょうか。

個人的には、つみたてNISA に対応するためというのが一番大きいのではないかと思っています。2016年の後半くらいには話が出ていたようですからね。

投資信託の種類を見ても、つみたてNISA で取り扱えるようなものが多数用意されています。具体的には、手数料が安い株式かバランス型のインデックスファンドですね。

とは言え、つみたてNISA への対応は、ちょっと遅れているようなんですけどね。まあ、システム的な手当てもありますから、大変なのでしょうね。

GMOクリック証券の評判は

2016年のオリコンによるネット証券の顧客満足度調査によると、GMOクリック証券は第6位でした。大手ネット証券の5社のあとの6位という事で、まあ、妥当な順位と言って良いでしょう。

とは言え、GMOクリック証券は満足度1位を取ったこともあります。その意味では、他社に抜かれてしまったという言い方もできるのかもしれません。

ちなみに、部門別では、資金管理が1位で、取引手数料が2位という結果です。やっぱり、株式の売買手数料の安さは高く評価されているようですね。

2017年には投資信託の取扱いも開始しています。これで、また、順位が上昇する可能性もありそうです。

証券会社選びに迷ったらSBI証券かGMOクリック証券がおすすめ

証券会社選びに迷ったら、どの証券会社を選べば良いのでしょうか。個人的にはSBI証券かGMOクリック証券をおすすめします。

SBI証券は品揃えも多く、手数料も比較的安い証券会社です。オリコンによる顧客満足度調査でトップの常連でもあります。

GMOクリック証券は手数料が安い証券会社です。また、オリコンの顧客満足度調査でも常に上位にいる会社でもあります。

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