投資信託の積立におすすめのネット証券会社

投資信託の積立に使う金融機関はどうやって選べばいいのでしょうか?さらに言うと、具体的にどの金融機関を使えばいいのでしょうか?ちょっと、考えてみましょう。

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投資信託の積立で重要なポイント

投資信託の積立を考えている場合、証券会社選びは次の2点がポイントです。

①積立の取扱本数が多いこと
②最低金額が低いこと

投資できる選択肢が多くて、小さい額から月々の投資が出来る事が大事なのです。それぞれどういうことか、見ていきましょう。

積立の取扱本数が多いこと

積立てできる投資信託が多いのは大事な要素です。本数が少ないと、選択肢が狭められてしまいます。結果的に、十分に納得していない投資信託を積立てないといけなくなってしまうかもしれません。

投資信託の積立はネット専業の証券会社の取扱が充実しているようです。中でも、楽天証券SBI証券の2社はかなり取り扱い本数が多いです。

これを書いている時点の野村證券の積立対象になっている投資信託は573本あります。それに対して、楽天証券もSBI証券も2,000本以上の積立投資対応の投資信託があります。かなりの差があることが分かっていただけると思います。

まあ、それでも、野村證券の本数も多くなったのですけどね。以前は今の1割程度しかありませんでしたから。でも、SBI証券も本数を増やしたので、結局、大きく差をつけられたままというわけです。

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最低金額が低いこと

投資信託の積立は、1ファンドに付き1,000円からというのが一般的です。しかし、これまた楽天証券SBI証券はもっと小さい金額で積立ができるようになっています。なんと、100円から積立可能なのです。

まあ、1,000円でも問題があるとは思いませんけどね。100円から積立てられれば、かなり柔軟な運用ができるわけです。

補足:SBI証券はさらに柔軟な対応

SBI証券は、積立に関しては、さらに殉難な対応をしています。なんと、1日単位や1週間単位での積立ができるのです。

率直に言って、ちょっとやりすぎな気がしないではありませけどね。かなり頑張っていることは間違いありません。

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最終的におすすめするのは

ここまで見てきて分かるように、投資信託の積立という観点みると、SBI証券がもっとも使い勝手が良さそうです。次点で楽天証券でしょうかね。

取扱本数の多さも魅力的ですし、なんと言っても、1ファンド100円から積立てられるというシステムが優れています。現段階では他社の追随を許していないと言っても良さそうです。

SBI証券は顧客満足度も高い

さらにつけ加えると、SBI証券は顧客満足度が高い証券会社としても知られています。オリコンが毎年やっているネット証券の顧客満足度調査で、直近の2016年で1位だったのです。それ以外の年でも、殆どSBI証券が1位です。何年か前に1回負けていますけど。

つまり、ユーザーの声としてもSBI証券が良いという判断なわけですね。実際、ネット証券では口座数も1位のようですし、投資家から評価されているのは間違いありません。

楽天証券がダメという事ではなく、SBI証券が優れているという言い方で良いのだと思います。

投資信託の積立は国も重要だと考えています

投資信託の積立は、個人の資産運用において非常に重要です。

個人の場合は、いきなり運用するというよりも、お金を貯めるところから始めないといけませんからね。貯蓄と投資が同時にできる投資信託の積立は重要なのです。

この点は、おそらく、国も同様に考えているでしょう。というのも、投資信託の積立に特化した、つみたてNISA という仕組みを作って、個人が投資信託の積立をするのを後押ししています。

逆に、金融機関はあまり乗り気では無いようですけどね。つみたてNISA に関しては、あまり宣伝していないことからもよく分かります。つみたてNISA って手数料が安い投資信託しか対象にできにないので、金融機関は儲からないのですよね。

自分たちの利益にならないので、顧客に有利な商品でも無視を決め込むわけです。金融機関って、そういうところです。

まあ、営利企業だから当然なんですけどね。金融機関に変な幻想を抱いている人もいるようなので、一応。

証券会社選びに迷ったらSBI証券かGMOクリック証券がおすすめ

証券会社選びに迷ったら、どの証券会社を選べば良いのでしょうか。個人的にはSBI証券かGMOクリック証券をおすすめします。

SBI証券は品揃えも多く、手数料も比較的安い証券会社です。オリコンによる顧客満足度調査でトップの常連でもあります。

GMOクリック証券は手数料が安い証券会社です。また、オリコンの顧客満足度調査でも常に上位にいる会社でもあります。

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