金融商品と評判でネット証券会社を選ぶ

広範囲のサービスを扱うネット証券会社

ネット証券会社選びは、SBI証券と楽天証券の2社を中心に考えるのがいいと思います。ネット証券で取り扱っている商品の多くは、この2社で買うことが可能です。

ネット証券の特徴

この2社プラス、特徴や使い道にあわせてもう一社という感じの選び方が良いのではないでしょうか。

SBI証券

SBI証券は顧客満足度の高いネット証券です。オリコンの調査で、連続して1位をとっています。また、手数料が安いことでも有名です。

さらに取り扱う金融商品も幅広いです。海外債券の取扱や、確定拠出年金(個人型)なども取り扱っています。

投資経験の浅い人にとってうれしいのが、投資信託の積立にも力を入れている点です。月々100円から積立が可能なのです。しかも、積立可能な投資信託が非常に多いのです。

楽天証券

基本的に、SBI証券のライバルという感じの証券会社だと認識しておくと良いでしょう。残念なことに、ちょっとずつSBI証券に先行されている印象です。

もちろん、楽天証券を選んでも大きな問題は無いでしょう。非常に良い証券会社だとは思います。でも、そうなると、先にSBI証券を選ばない理由がありません。そんな印象を持っています。
「惜しい!」っていう感じです。

いや、悪くは無いんですよ。ホント。

手数料と顧客満足度で選ぶならGMOクリック証券

利用者の評価は大変高いようです。オリコンの顧客満足度ランキングで、1位になったこともあります。株式の取引に力を入れている会社で、手数料の低さも際立ちます。大手7社の中では、最も手数料が安いと言って良いでしょう。

以前は投資信託の扱いがありませんでしたが、最近は取扱いを開始しています。

特徴的な商品を販売するカブドットコム証券

カブドットコム証券は他にはやっていないサービスを提供しているネット証券会社です。その商品が欲しい人は、もうここを選ぶしかありません。

カブドットコム証券は、プレミアム積立という名称で、投資信託と株式の積立サービスをしています。投資信託の積立は多くのネット証券で対応していますから、珍しいものではありません。しかし、株式の積立はネット証券ではここだけでしょう。

また、プレミアム積立の枠組みを使うと、ETF の積立も可能です。これは長期投資を考える人には重要なポイントになるでしょう。

店舗型の証券会社では、「株式るいとう」という名前で株式の積立に対応しているところもあります。しかし、これらのサービスは、カブドットコム証券に比べ手数料も高く、使いにくいのが現状です。株を積み立てるのなら、カブドットコム証券をお勧めします。あと、ETF も。

ネット証券を満足度で選ぶことも

ネット証券を満足度で選ぶことも可能です。2017年のオリコンによるネット証券の顧客満足度調査(2018年1月4日発表)によると、1位から5位は次のようになっていました。

  • 1位:SBI証券
  • 2位:丸三証券
  • 3位:楽天証券
  • 4位:カブドットコム証券
  • 5位:マネックス証券

この調査は、実際のユーザーからの調査を元にランキングを作ったものです。歴史的にも結構長く、比較的信頼できる調査だと考えて良いでしょう。

1位から5位までで、2位の丸三証券を除けばほぼ妥当な結果だったと言って良いでしょう。いずれも5大ネット証券に名前を連ねている、ネット証券の中では大手の会社です。

唯一、丸三証券だけがちょっと不思議です。研究してみる価値があるかもしれません。

ネット証券の満足度ランキング ネット証券の満足度ランキング。第2位がちょっと意外でした。

ネット証券会社とその評判を紹介

このカテゴリーでは、主要な証券会社と、その評判や特徴をご紹介しようと思います。

各証券会社で主要の取扱商品は大体一致しています。株式や投資信託といった商品がそれに当たります。

しかし、それ以外の金融商品に関しては、各社取扱がまちまちです。

例えば、楽天証券は外国株式への投資に力を入れています。カブドットコム証券ではワンコイン積立という「るいとう」に相当する商品を独自開発しています。

もう一つ重要な点が、使い勝手のよさです。こういうのはなかなか分かりづらいのですが、利用者の評判などから探って生きたいと思います。

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カテゴリーの記事一覧

これから資産運用をするためにネット証券に口座を作ろうという人は、どこに口座を作るのが良いのでしょうか。ネット証券なんてどこでも同じだから、こだわる必要は無いのでしょうか。それとも、どこを選ぶかで、意外と差がつくのでしょうか。ちょっと考えてみましょう。

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ネット証券を使っていて不便な事の一つが、入出金です。

例えば、あるていどお金が貯まったので、株や投資信託を買い付けようと思ったとします。でも、お金があって買いたい金融商品があっても、すぐに買い付けができるわけではありません。まずは、銀行にあるお金を証券会社の口座に移して、それでやっと買い付けができるわけですね。

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楽天証券を使う人は、楽天銀行を利用するのが良いようです。このページでは、なぜ楽天証券には楽天銀行が良いのか、簡単に説明しましょう。

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証券会社は、個人投資家の一つの口座に、どの程度の価値があると思っているのでしょうか。NISA を始める時に、かなりの宣伝費をかけて口座開設を呼び掛けていましたね。そこから想像するに、かなりの価値があるものだと考えているのかもしれません。

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2015年版のネット証券顧客満足度ランキングが発表されました。毎年行われているオリコンの調査ですね。

今年はこの調査で、興味深いことが起こりました。何が起きたかというと、ずっと首位だったSBI証券が2位にランクダウンしたのです。その代わり、GMOクリック証券が首位の座につきました。

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質問サイトに次のような質問がありました。

SBI証券か楽天証券かで迷っています。次のような条件で投資をする場合、どちらの証券会社の方が良いのでしょうか。ちなみに、維持費と手数料を特に重視したいです。

  • 株主優待目的で投資をする
  • 一度買い付けたら、当面は売買をしない
  • 1銘柄は20万円以下
  • 指値売買の機能が欲しい

さて、こんな疑問があった場合、どのように考えればいいのでしょうか。

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GMOクリック証券は投資信託の扱いがほとんどありません。

投資信託は投資の初心者が使いやすい金融商品ですよね。それがないということは、投資の初心者は使いづらい証券会社なのでしょうか?

結論から言うと、投資信託が使えないことのデメリットはあまり無いでしょう。初心者でも十分に使える証券会社だと思います。

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このサイトの各ページの上部では、お勧めのネット証券をランキング形式で紹介しています。このランキングは、私の独断と偏見によるものです。ただ、理由も無く選んでいるわけではありません。それなりの根拠を持って選んでいます。

このページはその根拠を簡単に紹介したいと思います。この3つを上位に選んだ理由が何となく分かって頂けると幸いです。

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多様なサービスを展開しているネット証券と言うと、SBI証券と楽天証券です。どちらの証券会社も、国内の株式だけでなく、海外の株式も取り扱っています。また、海外債券の取扱いもあります。さらに言うと、投資信託の積立機能なども充実しています。ただ、この両社を比較すると、楽天証券はSBI証券に少しずつ負けているように思えます。

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実は、カブドットコム証券では、一部のETF で売買手数料が無料に設定されています。しかも、何かのキャンペーンではなく、いつ売買しても無料なのです。

これはちょっと驚きですよね。ETFというのは、証券会社の位置づけとしては株式と同じです。そして、株式の売買手数料といえば、証券会社の最大の収入源であるはずですから。

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クリック証券は最近評価を上げてきているネット証券会社です。

ネット証券の大手というと今までは5社でした。最近はクリック証券を加えてネット証券大手6社という言い方をされるようになっています。この事実がクリック証券の評価が高まっている一つの証拠になっているでしょう。

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ネット証券での投資信託の積立では、入金への対応が遅れているところがあります。銀行からの引き落しの対応が、十分でないところがあるのです。

銀行引き落しが出来ないのは、非常に面倒なことです。事前にチェックしておきましょう。ちなみに、これを書いている時点では、SBI証券の対応状況が一番いいように思います。

SBI証券

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ネット証券なんてどこも同じだと思っている人もいるでしょう。でも実は、そんなことはありません。会社によって違いも大きいのです。

ということは、ネット証券選びを間違ってしまうと、後々後悔することにもなりかねません。というのも、選んだ証券会社が購入したい商品を取扱っていない事もありえるからです。あるいは、他社よりも手数料遥かに高いなんてこともありえます。

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証券会社を選ぶときにもう一つ注意したいのが、使い勝手でしょう。使い勝手によって、利便性がだいぶ違うという例を一つご紹介しましょう。

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前のページでは、金融商品の品揃えの観点から、ネット証券を選ぶのが大事である事をご紹介しました。このページでは、手数料の点でも、ネット証券によって差があることをご紹介しましょう。

ネット証券の手数料で一番差が出るのは、株式の売買手数料でしょう。上場投資信託やREITなども売買の仕組みは同じですから、株式同様に差があります。

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ネット証券は、基本的に、投資信託の積立に関するサービスが充実しているところが多いです。しかし、対応の仕方は、各社横並びというわけではありません。

そこで、投資信託の積立に関する各社の対応の差を、一覧にして示してみたいと思います。投資信託の積立をしたい人には、どこで積み立てるのが言いかを選ぶときの参考になると思います。

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ネット証券会社を選ぶとき、何を基準に選んだらいいのでしょうか。少なくとも、何のガイドラインも持たずに、適当に選ぶのはいいことではありません。特に初心者の場合は。

適当にネット証券を選んでしまったばっかりに、投資信託すら買えないなんてことも起こり得るのです。

証券会社で投資信託を買えないなんて、そんな馬鹿な話は無いと思うでしょう。でも、本当にそうなる可能性もあります。というのもいくつかのネット証券では、投資信託を取り扱っていません。あるいは、扱っていても、本数がとても少ないのです。

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投資信託というと、ネット証券で取り扱う代表的な商品の一つと考える人も多いでしょう。実際、ネット証券の大手5社は投資信託の取り扱いがあります。

ただ、全てのネット証券で投資信託の取り扱いがあるかというと、そういうことでもありません。また、取り扱っているネット証券でも、あまり力を入れていないところもあります。

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当然ですが、ネット証券では株式の売買が可能です。まあ、これは書くまでも無いでしょう。ネット証券といえば、株式売買というようなイメージはありましたからね。

ただ一部の証券会社では、FXに特化している所もあるようです。「○○証券」という看板を出しているのに、株式の売買に対応していのです。

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これからネット証券を使って投資を始めようとする人は、どの証券会社を利用すれば良いのでしょうか?

どこの証券会社を使うかは、意外と軽視されがちな気がします。おそらく、ネット証券なんてどこでも同じというイメージがあるのでしょう。ネット証券と店舗型の証券会社の手数料は、さすがに違うと思われているでしょうけどね。ネット証券だったら大した差は無いと思っている人が多そうです。

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楽天証券の新手数料「超割」に対抗する形で、SBI証券が手数料を値下げを行ないました。これを書いている時点では、大手証券会社の中ではSBIの料金が一番安いようです。

2012年後半に、SBI証券が株式売買の手数料を引き下げたそうです。株式の売買手数料は、ネット証券の登場以来下がり続けています。個人的には、こんなに下げて大丈夫なのかと、不安になるほどです。

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オリコンの顧客満足度ランキングの2013年度版が発表されたようです。毎年発表されているやつですね。

その調査によると、GMOクリック証券が総合で2位に入ったのだとか。ちなみに、1位はSBI証券でした。

1位と2位の差は僅差で、1位のSBI証券の総合得点72.87点に対して、クリック証券の総合得点は72.64点でした。首位と殆ど差が無い2位と言って良いでしょう。

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証券会社を選ぶときに、手数料を気にするのは大事なことです。
でも、気にしすぎるのも考えものかもしれません。

特に、売買する回数が多くない人は、ほとんど気にしないでも良いのかもしれません。

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証券会社はどの会社も同じ商品を扱っていると思っている人もいるかもしれません。
株にしろ投資信託にしろ、どこの証券会社に言っても同じようなものが買えると思っている人は意外と多いように思います。

しかし、その認識は間違っています。
証券会社の扱う金融商品は、各社まちまちなのです。

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投資信託の積立をするのにどの金融機関を利用するかは、なかなか難しい問題です。投資信託の積み立てができる金融機関はたくさんありますからね。真面目に選ぼうと思うと、かなり大変な作業になる可能性もありそうです。

かといって、積立が出来るところならどこでも大差がないかと言うと、そんなこともありません。金融機関によって積立可能な投資信託の本数が全然違いますし、システムの使い勝手にもかなりの差があります。

とりあえず言えるのは、ネット証券を使うのがいいという点です。店舗型の証券会社や銀行は、あまりおすすめできません。銀行はそもそも積立に積極的でないので論外なのですが、店舗型の証券会社も使い勝手の点でネット証券より劣るのです。

ただ、ネット証券の中でどこを使うのかとなると、決めるのが難しいのです。それぞれの会社が一長一短がある感じなんですね。

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積立商品と言うと、銀行の定期積金なのリスクフリーの商品を思い浮かべる人が多いでしょう。
定期積金というのは、簡単に言うと、定期預金の積立ですね。

しかし積立可能な商品は、無リスクの商品に限りません。
リスク商品の中にも、積立可能なものが存在します。

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既に書いたように、投資信託の積立はおすすめの方法です。そして、選択肢の多さなどから、ネット証券での積立をおすすめします。

しかし、ネット証券での積立が全く問題がないわけではありません。たった一つですが、個人的に気になる点があります。

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カブドットコム証券の商品に、ワンコイン積立というものがあります。
これは簡単に言うと、月々500円から株式や投資信託を積立てられる商品です。

あまり知名度はありませんが、積立で資産を増やして生きたい人には、非常におすすめ出来るサービスです。

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SBI証券楽天証券などのネット証券は、投資信託の取り扱い本数が多いという点でもおすすめできます。
実は、野村證券や大和証券などの店舗型の証券会社よりも、はるかに多いのです。

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国内外の株式やETF、REIT、社債などを買おうと思ったら、証券会社に口座を作らないといけません。でも、証券会社に口座を作るって、ちょっと難しそうな印象もありますよね。実際のところはどうなのでしょうか。例えば、銀行口座を作るのと比べて、ちょっと難しかったりするのでしょうか。

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毎日新聞系のサイトで、ネット証券の口座数ランキングを紹介していました。
2010年の末時点の調査みたいですね(口座数ランキング《12月度分》)。

上位は、まあ、予想通りという感じでしょうか。
相変わらず、SBI 証券の圧勝と言う感じです。

1位:SBI証券 2,161,865
2位:マネックス証券 1,202,760
3位:楽天証券 1,049,817
4位:カブドットコム証券 721,823
5位:クリック証券 247,849

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証券会社に口座を開くのは、投資信託を購入するためだという人もいらっしゃるでしょう。
個別株にはなかなか手は出せないが、投資信託なら試しに買ってみたいという方も多いでしょう。

さて、投資信託を買うのに優れた証券会社はどこでしょうか?

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ここに書いた内容は、ちょっと古くなってしまいました。
ネット証券各社のサービス競争の結果、状況が変わっています。

最新の状況を知りたい方は、投資信託の積立をご覧ください。

本来はページの削除をすべきですが、参考になる点もあると思い残す事にしました。
投資信託の積立にふさわしい証券会社の考え方自体は、大きく変わっていません。

最近では、投資信託の積立が可能な証券会社も増えてきました。

投資信託の積立というのは、馴染みが無い人もいらっしゃると思います。
基本的には、定期預金の積立と大体同じイメージでとらえていただけば良いでしょう

定期預金の積立は、毎月一定額定期預金として積立てて生きます。
それと同じように、投資信託の積立では、毎月一定額同じ投資信託を自動的に買っていくのです。

長期の資産形成を考えている人は、積立という方法が便利です。
ぜひ利用していただきたいと思います。

(さらに…)

証券会社に口座を開くのは、投資信託を購入するためだという人もいらっしゃるでしょう。
基本的に投資信託はどこで買っても同じ商品です。

販売手数料と呼ばれる手数料が異なることもありますが、ネット証券1 はどこも低めに設定しているようです。
その意味では大差が無いと思われます。

そうなると、気になるのは品揃えの多さでしょう。

投資信託という商品が他の金融商品と比べて特殊な商品です。
なぜなら、口座を開いた証券会社によって、ある投資信託が買えたり買えなかったりするのです。

(さらに…)

  1. ネット証券とはいったい何なのか?│ 例えば、野村證券はネット証券会社なのか? []

ネット証券各社は、債券の取扱に関してはそれ程一生懸命ではないという印象です。
個人向け国債は取り扱うけれど、他の債券は取り扱わないというところも多そうです。

特に、社債の取扱は、ほとんどありません。
本格的に債権投資をしたいという人は、野村證券とか大和証券などの店舗型の証券会社を選んだ方が良いでしょう。

ただ、個人向け国債や、外国債券に投資する事を考えているのなら、ネット証券でも十分に利用価値はあると思います。

(さらに…)

株式の積立をするのなら、カブドットコム証券のワンコイン積立というサービスの利用をお勧めします。これはネット証券だけでなく、野村證券などの店舗型の証券会社を含めてお勧め出来るという意味です。

株式の積立というと、「株式るいとう」という制度があります。株式るいとうというのは、毎月1万円など一定額を株式に投資していく仕組みです。もともとは、累積投資を略して「るいとう」という名前になったはずです。

(さらに…)

株式はどこで買っても同じ商品です。
証券会社と名前の付くところなら、ほとんどのところで扱っています。

まあ、最近はFX専業のところもあるようですけどね。
有名どころなら、株式の取り扱いは必ずあります。

ですから、その意味では、どのネット証券を使ってもかまいません。
そうなると、何を基準にネット証券会社を選んだら良いのでしょうか?

個人的には、次の2つがポイントだと思っています。
そして、そのポイントで選ぶと、GMOクリック証券を選ぶのが良いのではないかと思います。

(さらに…)