資産運用の基礎知識
ドル・コスト平均法
資産運用に関する知識として、知っておいた方が良いのがドル・コスト平均法です。すごく簡単に言うと、価格変動がある金融商品を毎月積み立てると儲かるという投資法の事です。
ドル・コスト平均法に関しては反対意見もあります。その上、反対意見の方が説得力があるのも事実です。
でも、私たちのような庶民の場合は、積立をするのは賢い習慣ですからね。反論があることを知りつつも、積極的に活用していきましょう。
覚えておきたい投資に関する知識
■ ネット証券のサイトがNISA(ニーサ)について分かりやすく解説しています
最近、銀行や証券会社などでは、NISAという言葉が流行っています。NISA というのは何かというと、個人投資家向けの優遇税制のことです。優遇というのは、一体どの部分が優遇されるのでしょうか。また、分かりやすく解説しているサイトもご紹介しています。
■ 決算の発表日をチェックできるページを見つけました| 株式投資をする人には重要ですよね
ファンダメンタル投資をする人にとって意外に大事なのが決算発表のスケジュールです。新しい情報をチェックするのは大切なことですよね。でも、この手の情報って、意外と手に入りにくいんですよね。そこで、決算発表日をまとめたサイトを探してみることにしました。
■ 国債のリスクと格付け
■ 配当利回りの計算
■ 高利回りの外債投資はすごく有利に見えるよね、でも…
■ 個人が買う債券なんて、旨みは無いらしいよ
■ 日本株って、本当に期待できないの?
■ ドルコスト平均法
■ 地域の分散ではポートフォリオ理論が上手く機能しない場合も
■ 保険や投資の本の問題点
■ 債券の購入はやめておきましょう│ 素人にはちょっと無理です
■ JALの株が無価値になったけど
■ 東証が昼休みを廃止か?
■ 生命保険料は総額で考えよう
債券投資はどうだろう?
■ 5年もの個人向け国債(固定5年)は買ってはいけない| 10年物を選んで途中で解約したほうが有利です
個人向け国債を買うときに、注意していただきたいことがあります。それは、仮に運用期間が10年より短くても、10年物を選んだほうが有利だということです。率直に言って、5年物の個人向け国債を使うメリットは、ほとんど無いように思います。
■ 個人が買う債券なんて、旨みは無いらしいよ
■ 高利回りの外債投資はすごく有利に見えるよね、でも…
■ 債券に投資するなら、SBI証券とマネックス証券など
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野村證券が、資産運用の入門講座を開講します。18回の講義で15万円の受講料と言うことですから、なかなか参加者を選ぶ講座のようですね。高額な講座を設定することで、優良な顧客を集めたいという意図もあるのでしょう。
この講座に関して特に批判する気はありませんが、資産運用の入門講座だったら、違う選択肢もありそうな気がします。FP技能検定の2級とか3級の講座を受講するのです。その方が、良いんじゃないかなあ。
【問題】
<A社のデータ>
株価 1,000円
当期純利益 50億円
自己資本 1,500億円
総資産 6,000億円
発行済株式数 1億株
配当金総額(年間) 20億円
A社の配当利回りは配当利回りは、2.0%である。
○か×か?
FP2級で過去に実際に出題された問題の数字をいじりました。
株式投資をする人は、基本的な数字は自力で計算できるのが望ましいですね。
【問題】
カントリーリスクの高い国が発行する国債は、カントリーリスクの低い国が発行する国債よりも、格付けが高い。
○か×か?
FP技能士2級の問題からです。
四択問題の選択肢の一つとして出題されています。
この試験は、問題のレベルの幅がすごいですね。
かなりの専門知識を問うものもあれば、この問題のように常識的なレベルの問題もあります。
何か裏があるのではないかと勘ぐってしまったりして…。
国債などの債券を現金化しようとする場合、一般的には、証券会社などの金融機関で買い取ってもらうことになります。ところで、このときの買取価格って、どの金融機関で売っても一緒なのでしょうか。多少の差はあるものなのでしょうか。
投資信託にはいつでも買えるものと、決められたタイミングでしか買えないものが存在します。決められたタイミングでしか買えないというのは、例えば、売り出しの時期にしか買えない投資信託も存在するのです。そういった情報は、どこで見分ければいいのでしょうか。
FP技能士に過去に、次のような問題が出題されていました。ちょっと興味深いので、ご紹介しましょう。
【問題】
下記のような公募型の投資信託を想定します。
商品分類
追加型投信/海外/債券
※社団法人投資信託協会の商品分類によります。
課税上の取扱い 株式投資信託
運用の基本方針
海外の公社債に分散投資をしてリスク分散を図ったうえで、ベンチマークとするインデックスを上回る収益の確保を目指します。
当初設定日 平成21年10月29日
信託期間 15年間
このファンドは、パッシブ型に分類される。○か×か?
ファンドの設定はそのままで、問題文は一部変更しました。実際の試験では、四択問題として出題されています。
【問題】
信託財産から支払われた信託報酬1 は、委託会社・受託会社・販売会社に配分される。
このうち、委託会社に支払われるものを委託者報酬という。
○か×か?
ひとつ前のページで書いた、信託報酬に関する突っ込んだ問題です。
一般の投資信託購入者がここまで知っているべきかどうかは微妙ですが、信託報酬が誰の利益になっているのかを理解しておくことは大事だと思います。
投資信託には信託報酬という手数料がかかります。この手数料は引かれていることに気づかない人も多いようですが、投資信託のパフォーマンスを決める上では非常に大きな要因となります。信託報酬がパフォーマンスにどう影響するのか、簡単に確認しておきましょう。
ドル・コスト平均法という投資手法があります。すごく簡単に言うと、毎月一定の金額を積立てるという投資の事です。
この手法は、非常に有利だという意見を持っている人が多いようです。その一方で、全く意味がないという意見もあります。単なる気休めであると。
実際のところはどうなのでしょうか。ちょっと考えてみましょう。