ネット証券会社で買える金融商品

ネット証券で買える金融商品にはどんなものがあるのでしょうか。チェックしてみましょう。

株式

証券会社ですから、ネット証券で株式を購入することが出来ます。もともと株式の売買手数料が安くて伸びたのがネット証券ですからね。まず挙げるべきなのは株式でしょう。

株式の積立もできる

ちなみに、ネット証券では、株式の積立ができるところもあります。大手証券会社の「株式るいとう」よりも有利で、お勧めですよ。

投資信託

ネット証券の多くで、投資信託を購入することが出来ます。これも当然だと思うかもしれませんが、実はそんなこともありません。以前は投資信託を扱っていない金融機関も多かったのです。

しかし、NISA が導入されるタイミングで、これまで取扱いがなかった会社も導入に踏み切っています。

投資信託積立

ネット証券は投資信託の積立に力をいれいてるところが多いです。投資信託の積立と言うのは、文字通り意味で、毎月5,000円とか1万円といった具合で定期的かつ自動的に投資信託を買っていくわけです。

つみたてNISA の登場などにより、他の金融機関も投資信託の積立に力をいれ始めました。ただ、ネット証券各社の方が圧倒的にサービスは先行しているようです。

そもそも、積立可能な投資信託の本数が全然違うんですよね。例えばSBI証券だと、2,000本以上の積立可能な投資信託の扱いがあります。

外国株

SBI証券や楽天証券では、日本以外の市場の株式も取り扱っています。アメリカや中国などの企業の株式の売買ができます。

とくにSBI証券は外国株の取り扱いに熱心なようです。アメリカや中国だけでなく、韓国、ロシア、アセアン諸国の株式を売買することが出来ます。

FX

一部のネット証券では、FXの取り扱いがあります。FX自体は証券会社でなくても取扱う事が出来ます。証券会社のほかには、商品先物を取り扱う会社や、専業のFX会社などがあります。

ちなみに、日本のFX業界でシェア1位はDMM.com証券です。証券という名前がついていますが、ほとんど専業のFX会社と考えていいでしょう。FXのほかにCFD という金融商品も扱っていますが、大雑把に言うと、FXの親戚のような金融商品です。

外貨建てMMF

多くのネット証券では外貨建てMMF の扱いもあります。

これは、外貨で購入し、解約すると外貨が戻ってくるMMF だと考えると良いでしょう。投資する通貨ベースでは、元本割れするリスクは小さいのですが、日本円ベースで見ると元本割れすることも珍しくありません。

近い金融商品としては、外貨普通預金をイメージすると分かりやすいでしょう。もっとも、外貨普通預金よりは有利な事が多いですけどね。

その他

当然ですが、国内債券の取り扱いもあります。個人向け国債の取り扱いが多いでしょうか。社債は企業向けが多いですし、個人向け以外の国債は日銀に買われてしまいますからね。

これ以外には、先物を扱っているところもありますし、保険を扱っている証券会社もあります。

ちょっと変わったところでは、金やプラチナの積立ができる金融機関もあります。

あと、特に注目してほしいのが確定拠出年金(個人型)です。これは非常に有利な金融商品なので、絶対に利用していただきたいです。

このように、ネット証券が取り扱う商品は、かなり多様です。まあ、株式と投資信託が中心でしょうけどね。色々な可能性があることは覚えておいて良いでしょう。

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