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投資信託で資産運用するメリットとデメリット
投資信託とは
投資信託に関しては、何となくは理解している人が多いでしょう。すごく簡単に言うと、お金を出すとプロが運用してくれる仕組みです。とりあえずの理解としては、これで十分なはずです。
細かく言い出すと、色々と説明することはあるのですけどね。「信託」とは何かとか、お金の管理はどうなっているかとか。まあ、一般の人がそこまで知っている必要もありません。
あ、ただ、元本割れするリスクがある事と、投資信託を売っている会社が倒産しても大丈夫な事くらいは知っておいた方が良いでしょうね。元本割れはそれなりに高い確率で起こり得ます。また、小さい金融機関で投資信託を買う場合は、販売が社の倒産も考えられなくはありませんから。
ネット証券で投資信託を買うメリットは
さて、投資信託ですが、はっきり言ってどこでも買う事が出来ますよね。そうであるなら、わざわざネット証券に口座を作って買う必要はあるのでしょうか。
わざわざネット証券なんかの口座を作らなくても、近所の銀行に行って窓口で買うことも出来ます。その方が、窓口で相談もできるから、メリットが大きいような気すらします。
どこでも買えるような投資信託を、わざわざネット証券で買う理由は何なのでしょうか。考えてみましょう。
積立ができるのが大きなメリット
投資信託を使う大きなメリットの一つに、積立ができるという点があります。最近では、金融庁がつみたてNISA とうい有利な仕組みも作りました。
つみたてNISA は思ったほど話題になっていないようですけどね。まあ、何となく理由が分かります。売っている人にはメリットが小さい仕組みですからね。
つみたてNISA を使うかどうかはともかくとして、投資信託の積立は私たちにとってメリットの多い仕組みです。積極的に利用しましょう。資産運用の助けになるはずです。
ETFを買えるのがネット証券のメリット
投資信託の中には、ETF と呼ばれるタイプの投資信託があります。ETF は≪Exchange-Traded Fund≫の略語です。そのまま直訳すると「取引所でトレードされるファンド」ですかね。一般的には、「上場投資信託」と言います。
ETF の特徴は、2つあります。一つは「上場」という部分から分かるように、証券市場に上場されているという点です。上場されているので、株式のように証券会社を通して売買されます。
もう一つは、株価指数などに連動する投資信託であることです。連動するというのは、日経平均に連動するETF なら、日経平均が2%あがったら、ETF も2%上がるといった具合です。いわゆるインデックスファンドと同じですね。
ネット証券を使う大きなメリットの一つが、ETF が使えるという点でしょう。上場されているから、銀行では売買できませんからね。それに、大手の証券会社だと、手数料が高いですし。
インデックスファンドを使って運用を
投資信託の中には、インデックスファンドと呼ばれるものがあります。インデックスファンドというのはどういうものかというと、株価指数などの指数に連動するタイプの投資信託です。もともと、≪index≫には指数という意味もあるのです。
また、インデックスファンドは、機械的に指数に連動されるので、信託報酬という手数料が非常に安いことで知られています。この手数料の影響は、かなり大きいようです。
既にお気づきの方が多いと思いますが、インデックスファンドは上で紹介した≪ETF≫と非常に似ています。どちらも指数連動の投資信託ですし、手数料が安いですからね。
ただ、ETF は銀行では買えませんが、インデックスファンドは銀行でも購入可能です。これが大きな違いでしょうか。もっとも、ETF の方が、インデックファンドよりも、手数料がより安いというメリットもあります。
実際の資産運用では、ETF かインデックスファンドを中心に運用することになるでしょう。
投資信託を取り扱っているかどうか必ず確認しよう
そもそも、投資信託が購入できるネット証券は、意外と限られています。
最近では銀行や生保でさえ販売している投資信託ですから、証券会社と名前がつけばどこでも購入できそうです。
しかし、実際には、取り扱ってないところも多いのです。
ネット証券で投資信託を買うとなると、SBI証券や楽天証券のような大手を選ぶ事になるでしょう。
■ 投資信託はどこでも売っていそう│ でも、そうでもないんです
取り扱い本数の点から見ても、大手のネット証券がおすすめ
SBI証券や楽天証券などのネット証券は、投資信託の取り扱い本数が多いという点でもおすすめできます。
取り扱いの本数の差は、投資信託を選ぶ際に非常に重要になります。
Aという投資信託を買おうと思ったときに、SBI証券では売っているのに野村證券では買えないというようなケースもあるのです。
実際、私がおすすめするeMAXIS というシリーズは、SBI証券では買えますが大和証券では扱っていません。
大手の店舗型の証券会社ですら、取り扱いが無いのです。
■ 投資信託の取り扱い本数の多い大手のネット証券会社を選ぼう
手数料の点からもネット証券はおすすめ
手数料の面から見ても、ネット証券で買うのは賢い選択です。
ネット証券の方が、明らかに手数料が安いのです。
投資信託の手数料の中に、販売手数料というものがあります。
実は、この販売手数料は、販売会社によって違うのです。
100万円以上の投資信託を買う場合は、数万円単位で手数料が違う可能性があります。
ネット証券以外で買うと、金融機関が売りたい投信を買わされる可能性も
ネット証券で買う最大のメリットは、余計なバイアスがかからないという点かもしれません。
銀行にしろ証券会社にしろ、店舗型の金融機関に行って投資信託を買おうとしたとします。
そうすると、必ずと言っていいほど、金融機関のおすすめの投信を紹介されるでしょう。
残念な事ですが、金融機関ですすめられる投資信託は、私たち個人投資家にとって良いものではない可能性が大きいのです。
覚えておきたい投資信託の知識
■ 毎月分配が続けられるか見分ける方法があるらしい| 一番知りたいのはそんな事を知って何の意味があるのかということ
雑誌の記事によると、毎月分配型の投資信託が、今の水準で分配を継続できるかどうかを反動する方法があるそうです。でも、そんなことを知って、何の意味があるのでしょうか?所詮は分配金なんて、運用資金の一部を取り崩しているに過ぎないんですよね。
■ 銀行の窓口で投資信託の相談なんてやめておきなって| みずほ銀行の投信ランキングからわかる事
銀行などの窓口で相談し、購入する投資信託を決めたいという人もいるでしょう。でも、個人的にはこの考え方には賛成できません。銀行で買うのはまだしも、相談するのは避けたほうが良いでしょう。なぜなら、銀行の投資信託らキングを見ると、彼らが勧める商品に強い疑問を抱かざるを得ないのです。ある程度自分で勉強した上で、投資信託を選んでください。
■ 投信のパンフレットは、イメージのいい言葉で有望な投資かのように装うから注意| US-REIT は市場規模が1番…それが何?
投資信託のパンフレットでは、世界一などの言葉を入れて良い商品であることを装うことがあります。例えば、最近見たものでは、US-REIT に投資する投信で、アメリカのREIT 市場が世界一だと謳っていました。でも、市場規模が大きくても、投資の成功とは直接的な関係はありません。こういうイメージ戦略に乗せられないようにするのも大事なことでしょう。
■ リスクを取っているんだから配当利回りが高いのは当たり前だよね| 投資信託を作っているやつらは個人投資家を舐めているのか?
アメリカのREIT に投資する投資信託のパンフレットに関する話の続きです。パンフレットの中で、その魅力の一つとして、米国債よりも良い利回りであることが謳われていました。でもリスクを取っているのだから、米国債の利回りよりもいいのは当たり前のことです。これを魅力として書いてしまうセンスってどうなの?
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