株式投資におすすめのネット証券

ネット証券が伸びたきっかけは株式投資だった

歴史を振り返ってみると、ネット証券というものが世の中に広がったきっかけは、株式投資だったと言って良いでしょう。それまでの大手の証券会社の売買手数料とは比較にならないほど安い手数料であることが受け、多くの口座が作られました。

また、ネット証券の売買手数料が安いことから、短期で株式の売買を繰り返すデイトレーダーと呼ばれる人たちも生まれました。最近はほとんど報道などで目にすることも無くなりましたけどね。どのくらい残っているのでしょうか。

ちなみに、Google Trends で「デイトレーダー」で検索してみると、次のような感じです。

最近はピークの1割程度でしょうか。本当にすごい減り方ですね。いかに関心が無くなっているのか、よく分かります。

株式投資だけで比較するのは誤り

このように、株式投資というのは、ネット証券と切っても切り離せない存在でした。もちろん今でも重要なのでしょうが、以前のようにネット証券と言ったら株式投資という雰囲気は無いでしょう。

それでも、ネット証券の比較をするときには株式の売買手数料が話題になるんですけどね。まあ、他に比べるべき手数料が無いという事なのでしょうか。

個人的には、株式投資の手数料でネット証券を比較するのは正しいやり方だとは思えません。というのも最近の水準であれば、頻繁に売買する人をのぞけば、手数料が株式投資に与える影響なんてほとんどないだろうと思われるからです。

もちろん、デイトレードをする人には手数料は死活問題でしょうけどね。多くの個人投資家には、どうでもいい話です。

このページのタイトルを「株式投資におすすめのネット証券」にしましたが、初心者の場合は、どこを使っても大差がないという事になりそうです。

あ、もちろん、株式投資で有利なネット証券もあるんですよ。手数料が安いGMOクリック証券とか、SBI証券とか。

個別株を売買するか投資信託を長期保有するか

株式投資というと、個別株を買って売買することを想像する人が多いでしょう。しかし、株式に投資する投資信託を買うのも立派な株式投資です。

長期投資を考えている場合、明らかに、投資信託を買う方が合理的な判断でしょう。投資信託にすると、手数料が余分にかかる分だけ、多少は期待収益率は下がります。しかし、分散投資ができるので、大幅にリスクは軽減できるのです。

となると、大事なのは、期待収益率が下がらないように手数料が安い投資信託を買う事でしょう。このあたりに関しては、投資信託のページをチェックしてみてください。

ちなみに、ゲームとして考えるのなら、個別株投資はとても楽しいゲームだと思います。企業の財務諸表や経済ニュースから将来を予想し、その結果儲けられたら気分はいいですからね。

ですから、楽しむための個別株の売買を否定するつもりはありません。ただ、長期投資という事を考えるのなら、投資信託がいいという話です。


株式投資はゲームとして楽しむ分には楽しいです。実際のお金がかかっていますから、刺激的でもありますし。でも、資産運用と考えるより、やっぱり単なるゲームかな。

株式投資は投資家に有利なゲーム

株式投資というのは、基本的に、私たちにとって有利なゲームです。これは個別株でも投資信託でも変わりません。

有利というのはどういうことかというと、確率的にはプラスになるということですね。これが、普通のギャンブルとの最大の違いです。

国が年金の運用で株式投資を使うのが許されるのも、長期で考えるとプラスになる確率の方がマイナスになる確率よりもはるかに大きいと考えられるからなのです。そうでなければ、みんなから集めたお金で株を買うなんて出来っこありません。

もっとも、それでも未だに、強く批判する人もいるんですけどね。株式投資が理論上有利だと分かって批判する人もいれば、競馬と同列だと信じ込んで批判する人もいます。

なかなか難しいものですね。

株式投資は有利 誤解をしている人も多いですが、株式投資は有利な戦いです。適当に買って放置しておくだけも、確率的には儲かるのです。

株価予想をして遊ぶだけならカブドットコム証券が良いよ

ちなみに、株価予想をして遊びたいだけなら、カブドットコム証券のプチ株がお勧めです。このサービスは1株単位で株式の売買ができるのです。

ただ、手数料が若干高いので、1株単位で売買するのは現実的ではありませんけどね。例えば、5,000円とか1万円程度で、お遊びで株式の売買をするには良いサービスだと思います。

特にこれから株式投資を始めようという人は、リスクは取りたくないでしょうからね。プチ株は良い選択だと思います。

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